採択されたプロポーザルセッション

審査の結果,以下の2つのプロポーザルセッションが採択されました.

1. セッション名:流域圏保全学

代表コンビーナー:児島利治・岐阜大学流域圏科学研究センター kojima_At~green.gifu-u.ac.jp (_At~を@に置き換えてください)
他のコンビーナー:駒井克昭・北見工業大学工学部, 丸谷靖幸・岐阜大学流域圏科学研究センター
プロポーザルの趣旨: 人間の多様な活動の場である流域圏では,様々な要因による自然災害により,人間だけではなく動植物や水環境,生物等に大きな影響が生じる. このような流域圏における現象・問題を解決するには,水文学,農学,気象学,生態学,社会学など様々な学問分野を統合させた研究を進める必要がある. 本セッションでは,流域圏を構成する自然環境・生態系・生物多様性の保全と適応的管理, 人間社会の持続的発展の両立に貢献することを目的とした超学際的研究コミュニティによる流域圏保全学という新たな学問分野の醸成を目指す.

2. セッション名:超学際研究による水文・水資源学の新展開の探索

代表コンビーナー: 渡部哲史・東京大学 stswata_At~hydra.t.u-tokyo.ac.jp (_At~を@に置き換えてください)
他のコンビーナー: 中村晋一郎・名古屋大学,田中智大・京都大学,阿部紫織・三井共同建設コンサルタント株式会社,道谷健太郎・国土交通省,木村匡臣・東京大学
プロポーザルの趣旨: 超学際研究により創出される新規的な課題設定や課題解決方法に取り組む研究に関する議論を通じて,水文・水資源学の新展開について探索する。 特に,人間活動と水循環の相互作用を中心課題として扱う社会水文学について,経済学,地理学,歴史学といった社会的アプローチにより新展開を計る例や, 水文・水資源関連の社会的課題について,学官民連携により解決を計るフィールド等における実践的研究の例などを取り上げ,今後の水文・水資源学について検討する。

プロポーザルセッションの実施手順について

This html was written by: Atsushi Higuchi, CEReS, Chiba University, Japan. Last update: 6 September, 2019.